2026.03.17
アーケル・バイオマリンジャパン、「クリルオイル×ヘルススパン(健康寿命)」解説記事を公開
- クリルオイル研究会(代表:矢澤 一良/早稲田大学)の法人会員であるアーケル・バイオマリンジャパン株式会社は、“ヘルススパン(健康寿命=健康に過ごせる期間)”をテーマに、クリルオイル由来リン脂質に関する知見を整理した解説記事を、同社HPで公開しました。
- 「寿命」そのものだけでなく、“健康に過ごせる期間=「健康寿命」をいかに伸ばすか”という視点が世界的に注目されるなかで、栄養素の位置づけから研究エビデンスまでを俯瞰しながら、“なぜ今ヘルススパンの文脈でクリルオイルが語られるのか”を分かりやすくまとめた内容です。
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記事の詳細(アーケル社HP/外部サイト)
研究サマリー「老化の指標(hallmark):クリルオイル由来リン脂質が支える、細胞・身体のヘルススパン(health-span, 健康寿命)」
(公開日:2026年1月5日)

■ 今回の記事のポイント
- いま世界課題となっているのは、ライフスパン(寿命)とヘルススパン(健康寿命)の隔たり。高齢期を「十分に健康な状態で過ごせていない」現状にも触れています。
- オメガ3脂肪酸とコリンを、心臓・脳・筋肉・代謝など主要機能を支える“中核栄養素”として整理。コリン摂取と認知機能に関する報告(アルツハイマー病リスクとの関連を含む)にも言及しています。
- クリルオイルの特徴として、EPA・DHAとコリンを「リン脂質に結合した形」で供給する点に触れ、吸収性(生体利用能)や細胞膜への取り込みの考え方を解説しています。
- エビデンスの“量”も明示し、50件以上のヒト臨床試験、135件以上の研究を含む知見として、複数領域(心血管・脳機能・関節・筋肉・代謝)を俯瞰しています
- 読みどころは、臨床結果の具体性。高齢者を対象に、筋力・握力・筋肉量などの改善が示された試験データが紹介されています。
■ 注目データ(抜粋)
※以下は、記事内で紹介されている研究結果の一例です(研究条件・対象者・評価指標等の詳細は原文をご確認ください。
- 高齢者の筋機能:6か月摂取で、大腿筋力 +9.3%、握力 +10.9%、筋肉量(筋厚) +3.5% など。
- ダイエット×筋肉維持:平均4.6kgの体重減少に関して、プラセボ群は1kgを超える筋肉量(除脂肪量)の減少が認められたのに対し、クリルオイル群は最小限であり、筋肉量を維持し健全なダイエットをサポートすることが示唆された、新しい臨床試験結果を紹介。
- 関節の快適性(可動性):変形性膝関節症を対象とした二重盲検プラセボ対照試験で、膝関節痛・こわばり・動作機能の改善が示されたことを取り上げています。
■ 関係者コメント
クリルオイル研究会 会長 矢澤 一良
(早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所 ヘルスフード科学部門 部門長 / 農学博士)
「いま世界的に注目されているのは、寿命そのものではなく、“健康に過ごせる期間(ヘルススパン)”をいかに伸ばすかという視点です。本記事は、その問いに対し、クリルオイル由来リン脂質の知見を分かりやすく整理しており、研究動向を俯瞰するうえでも有用です。本文には具体的なデータも示されていますので、ぜひ原文に当たってご確認ください。」
■ 本件に関するお問い合わせ先
クリルオイル研究会
事務局 広報担当 藤作(ふじさく)
Email: kenichi.fujisaku@sunsho.co.jp
■ クリルオイルについて
クリルオイル(オキアミ油)は、南極海に生息するナンキョクオキアミ由来の海洋性油脂であり、その健康機能が注目を集めています。
オメガ3系脂肪酸(EPA・DHA)をリン脂質型で豊富に含み、さらに天然の抗酸化成分アスタキサンチンを有することが特長です。
現在はサプリメント原料として世界的に普及しており、心血管・代謝・脳機能・筋肉・女性の健康など、多様な領域での有用性が研究されています。これまでの研究では、生体に対するさまざまな機能性が報告されている一方で、基礎・臨床・応用の各研究はまだ十分とはいえず、今後さらなる科学的検証と応用展開が期待されています。